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物流DX事例紹介セミナー

【播州倉庫様ご登壇】
既存物流システムからの脱却とWMS導入までの道筋【アーカイブ配信】

追記:ご好評いただいていますこのセミナーについて、アーカイブ配信いたします!

播州倉庫ロゴ.jpg 物流改革実施例として、80年以上の歴史を持ち、兵庫県にて地域産業の発展を支えてきた播州倉庫様にご登壇いただきながら、事例を紹介いたします。
物流領域を担当されている方であれば、自社での改革の参考になる部分もあるかと思いますので、ぜひご覧ください。
特にシステム刷新の経験があまりなく、不安を抱えている企業様。または苦い失敗の経験があり、再発を防ぎたい企業様においては、特に参考になる物と思います。

【 こんな方におすすめ 】
◇旧来の基幹システムを使ってきたが、刷新の必要性を感じている
◇WMSのシステム導入をしたいが、中小企業なので予算面で不安がある
◇物流DXに取り組みたいが、従業員数が50名以下のため社内リソースが少ない
◇新システム導入後に現場が混乱しないか不安   ・・・・等の課題を持った方

◆背景
①古いシステムを利用していて、それが物流DX推進の障害となっていた
播州倉庫様では古いシステムが、事業を支えておりました。
しかし、「旧来のシステム言語のため保守人員が不足」「保守人員の不足から保守費用は高額」「システムの視認性・操作性が悪い」といった課題を抱えておりました。
そこで、それらを解消してくれる「シンプルな機能を持つWMS」を探すことになりました。

②新しい魅力の創出が必要
播州倉庫様は地域密着型で、該当地域において「3PLを検討される際に、選ばれる企業であること」をめざし、今のままで良しとせず、価格以外の魅力を磨き続けようとしていました。
そのため、①の問題点解決だけではなく、「共に価値を創出し、一緒に物流改善に向けて動いてくれる」ベンダーを探していました。
「お客様の利便性向上」という価値を新たに創出したい。
そのような考えのもと、弊社にお声がけ頂きました。

セミナーのポイント

Point1

現状業務について、ポイント整理を実施

確認ポイントを明確にして整理

Xble(WMS)の導入ノウハウのあるシーオス側で確認の必要なポイントを整理し、確認を実施。
例えば「他システムと連携はあるか」「入荷の単位はどの単位か」「拠点の数はどの程度か」といった多数のポイントを明確にする事で、ノンカスタマイズで導入可能かを確認。
また、シーオス側で確認ポイントを明確にしているので、システムの標準的な使い方との差異や利用すべき機能が把握できます。
そして、これらが分かることで次ポイントの検討につなげられます。

Point2

システムを渡して終わりではなく、ユーザーの業務に合わせるための使い方を検討

現場とシステムの両方を知っている人間だからこそ描ける図

Point1にて現場の状態を整理する事で、検討しなければいけないことが分かります。
それらに対し、実際の運用まで含めてどのようにすればよいのか検討を両社で実施。

例えば、XbleはHT(ハンディターミナル)を使った入出荷処理に対応しています。
HTを使う事で、検品の品質向上が見込まれます。
しかし、播州倉庫様においては現状使用しておらず、また商品にJANがない荷主が多い事が整理の中で見えてきました。
また、HTを使うと、各工程での手間が増えます。
これらを踏まえ、「立ち上げ当初はHTを利用せず、Xbleに慣れた後に特定荷主から導入を行う」という対応策を共に決めました。

Point3

導入サポートメンバーによる定着支援

実際に庫内オペレーション経験のある、Xble(WMS)の有識者がサポート

システム開発のみの会社であれば、導入支援や問い合わせの応答は現場経験のない人間が行う事になってしまいます。
しかし、実際の庫内業務を知らない人間と現場ではどうしても視点や知識レベルの違いでコミュニケーションの行き違いが発生しがちです。
実際に倉庫を運営しているシーオス。今回、導入支援に携わるメンバーはその現場で、「業務をこなすだけでなく、日々試行錯誤し、改善に取り組んできた」メンバーでした。
そんなメンバーが現場に常駐し、立ち上げを支援。現場と同じ目線に立ち、操作方法や運用について説明を行いました。
また、システム稼働に際し、各マスタ登録を実施して頂く必要があります。こちらについても導入サポートメンバーがフォーマット化と登録サポートを実施。
これによって、システムの早期稼働を実現しました。

Point4

クラウドベースのオープンなシステムによる顧客への付加価値の創出

システム刷新によって、荷主企業の利便性向上へ

Xbleを導入する事で、荷主側も「インターネットにつながる端末ならどこからでも」「一般的なWebアプリと同じような操作感で」在庫確認や入出庫データのアップロードができるように。
またデータの加工も、CSVやExcel形式で自分自身でダウンロードできるため簡易行えるようになります。
運用保守担当者へ依頼して、抽出してもらうのを待つ事なく、様々なデータへアクセスできるようになりました。

まとめ

システム刷新(WMS)は難易度の高いイベントです。
しかし、古い物をずっと使い続けるのはコストがかかり、また新しい発展の阻害要因となります。
刷新の難易度が高い要因の一つは、システムを作っている人間と倉庫内で実際に働いている人間の間にはギャップがあり、見ている物に差異がある事です。
これを放置して無理に刷新を進めた場合、システムを使う上で必要な情報が足りなくて正しく動かなかったり、現場に無理を強いて稼働できない状態に陥ったりします。
そのため、「庫内業務も知っている」「導入するシステムについても知っている」人間が間に入り、導入支援する事で、スムーズな立ち上げへつながり、荷主様等へ迷惑をかける事を防げます。
さらに、両方の視点を持つという事は、新しい付加価値やより良い業務の形を提案できるのです。

庫内オペレーションの経験あるメンバーによる導入支援。その内容をぜひセミナーでご確認ください。

事例セミナー開催概要

日時 2023年12月18日 (月)~2023年12月25日 (月) <開催終了>
会場 WEB
参加費 無料
主催 シーオス株式会社
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