Engineer spirit

シーオスのエンジニアに必要なこと

それは、今ある矛盾を見出し根底から変えていく焔(ほむら)のごとき「反骨心」と、不変の軸をもちながら、いかなる風にも自在に応じることができる「しなやかさ」。
強い反骨心は、「常に破壊的たれ」を旨とするシーオスのイノベーションを支えます。巨大・優良企業の成功とその延長線上にある持続的イノベーションは、やがて限界を迎え、青天に霹靂を飛ばすがごとき革新性をもった破壊的イノベーションだけがそれにとって代わることができるのです。

例えば、シーオスの「店舗型セル」は、EC市場という、それまでになかった新しい市場の成立期にあって、大手メーカーのもつロジスティクスの常識を大きく転回させることに成功しています 旧来型の企業組織の中の優等生には思いもよらない、まったく新しい何かを生み出す―― こうした破壊的イノベーションを実現するのが、現状に甘んじず、常に革新・改革を欲する渇いた反骨心なのです。

しかし、ただハングリーで自らが進めようとする変革への自信をもつだけでは、押しつけがましいプロダクトアウト(作り手の想い・都合を優先させた開発)の罠に陥りかねません。 絶対に譲れない強い軸を保ちながらも、変えるべきは幾度でも変える。カウンターパートナーや社会背景、時流といった「風」の向きを読み、涼やかに応じていける、柳の枝のごときしなやかさも要る。 反骨としなやかさと。一見して相反するふたつを併せもつ、達人たらんとする志こそ、シーオスが最も大切にしている、新しい時代のエンジニアの気構えなのです。